miyabi-night6

智くんが俺を呼びに来たのは何でかって、何のことはない、夕飯だった。<br><br>俺、どんだけ寝てたんだ?さっき昼飯食ってさっきお菓子食った気がする。<br>あんま腹減ってねぇんだけど。<br>つかさ、何でこうなった?<br>俺の横には智くんがちょこんって座っていて、その向かいに。<br>相葉だ。<br>相葉は顔が見えないぐらい俯いて、カレーをつついてる。<br>でも、緊張してるのか食う気がないのか、つついてるだけで減っていかない。<br>まあ智くんのガン見のせいだと思うけど。<br>智くんは何が面白いのか、相葉をガン見しまくっている。<br>会話もない。<br>窓の外は豪雨。<br>叩きつける音がすごい。<br>春だから?<br>またぐっとあったかくなんのかな。<br>居心地が悪くて、分からないよう小さくため息をついた。<br>相葉ちゃんって、どこの高校から編入してきたの?<br>えっあ、ああああああのっそのっえとっすすすすすすごい田舎のっ<br>へえ。何でまた?<br>ななななな何でっ何でって、えとっあのっそそそそそそれはっ<br>智くんの\xA4

靴磴戮襯好ぅ奪舛ⓕ類辰燭蕕靴咩〳擇靴修Δ冒衢佞吠垢Ⅶ呂瓩燭韻鼻∩衢佞狼い瞭任覆阿蕕ぐ狃未靴討い拭\xA3<br>何だろう。<br>もっと落ち着けばいいのに、おどおどして。<br>それは雅紀のこの性格をどうにかするためだ。なあ?雅紀<br>え?<br>あ、松潤<br>潤っ<br>空いてる席、相葉の横にトレイを置きながら、去年、今年と同じクラスの松本が座った。<br>何?まさかの知り合い?<br>ま、遠い親戚?なあ?雅紀<br>ううううううん<br>へぇ<br>相葉が、分かりやすく安堵したのが見えて、分かって。<br>こいつはなんだろうって、何か妙に、イラっとした。<br>